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今年度最後の学習会が終了しました。

 3月2日(土)に福山暁の星小学校の6年生にご協力いただき,筑波大学附属小学校の青木伸生先生による示範授業がありました。1本目は物語文の「風切るつばさ」,2本目は説明文の「ぼくの世界、君の世界」でした。

 「風切るつばさ」では,子ども達が自分の読みの目のつけどころをもとに,課題別グループをつくり,グループごとの話し合い活動を中心に学習が進められました。クルルとカララの行動や様子の対比,また,題名である風切るつばさの音が雑音からここちよいリズムに変わる対比に気付くよう,展開されていく授業でした。

 「ぼくの世界,君の世界」は,事例がいくつあるかの切り口から授業が展開され,最後には,主語がぼく→きみと友達→わたしたち→自分と相手→人と意図的に書き分けられているところから,筆者の主張を読み解く授業でした。

 どちらの授業も,子ども同士がゆるやかにつながりながら,一生懸命考える心地よい空間が生まれていました。





 最後に,青木先生が授業について語られました。一番印象に残ったのは,「国語の魅力」です。

 自分の使う言葉で,自分や人を励ますことも支えることもできる一方で,自分の使う言葉は人を傷つけることにもつながる。プラスの力にもマイナスの力にもなる,その「言葉の力」を感じとれる力をつけてほしい。そして,言葉を学ぶ,言葉で表現する面白さを伝えていきたいとおっしゃいました。

 国語を通して言葉の力を高めることは,自分らしい表現ができることにつながると思います。国語の授業を通して,言葉の力を感じ,言葉の面白さを学ばせていけるよう,授業を工夫していきたいと改めて考えることができました。


 青木先生ありがとうございました。

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