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執筆者の写真kuwada akiko

8/22 苫野先生と「未来の学校」を語る

                              蔵王小学校 阿部慶子

 今回の研修会で、印象的だったことは、①「ことば」をためる「ことば」を知ると見えている世界が変わるということ。②子どもたちから起こる「問い」です。ちょうどよく当てはまる「ことば」を知っていることは、自分が自由になること。「ことば」をためるということが印象的でした。いろいろな見方をしっていると、見えている世界が違う。

「本を読んだ高さで世界が変わる」。私は、どのくらい自分を知っているのだろうか。どの高さから世の中を見て子どもたちに声をかけているのだろうか。では、子どもたちは、自分の表したいことを、どれだけ自由に表現できるようにしているのだろうかと考えると、怖くもなりました。

 ②については、議論の中心になっていた「問い」です。「できあいの問い・おしきせがましい問いは、偽物。」偽物では、探求できない。だから本物の「問い」をもつことは大切。言葉としては、分かった気になるけれど、「問い」を持つということの難しさをいつも感じています。そうなると、『「本物」に出会う。』と子どもは、問いをもつという話になるのですがは、そうなると「本物」は何なのかに考え込んでしまいます。目の前の「本物」を「本物」としてとらえることができるのかが、カギなのかなと思いました。

 「問いを立てろ」ということそのものが「お仕着せがましい」。教師は、待てないとよく言われますが、「湧き上がってくる問い」も待てないなと感じました。種をまかずに芽は出ず、種をまいても水をやらなければ芽は出ないのに、種まきも水やりもしないまま「問いをたてろ」とは横柄な…自分自身を反省しました。

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